文系の数学 実戦力向上編|MARCHや関関同立対策におすすめ

逆転合格.com|大学受験勉強法,参考書,大学別攻略情報オススメ数学の参考書81選文系の数学 実戦力向上編|MARCHや関関同立対策におすすめ
科目 数学
出版社 河合出版
目的 数学問題演習
対象者 標準的な問題が解けるようになった人
難易度 MARCH、関関同立レベル
分量 204ページ
使用期間 高三10月ごろまで
ジャンル 数学問題集

・具体的なオススメポイント
MARCHや関関同立レベルの問題が演習できて解説も分かりやすい

・注意点
基本的な問題が解けるようになってから取り組むこと

MARCHや関関同立の文系入試対策におすすめの参考書『文系の数学 実戦力向上編』

今回ご紹介する『文系の数学 実戦力向上編』は、MARCHや関関同立レベルの演習問題が収録された参考書です。問題数は例題が全部で90題とコンパクトなボリュームのため、文系の数学対策を効率よく進めることができます。また、例題の内容の理解度がチェックできる演習問題も110題載っているため、適度な分量の演習が可能です。

扱われている問題の範囲は、文系大学の数学で出題される数ⅠAⅡBの全てで、この1冊で全単元の演習ができます。ただし、MARCHや関関同立の入試に対応できる難易度となっているため、この参考書に取り組む前に基本的なレベルの教材を終わらせておくのがおすすめです。今回は、そんな『文系の数学 実戦力向上編』について詳しい内容や学習のポイントをまとめました。文系の数学で高得点を狙いたい受験生はぜひ参考にしてください。

文系数学の出題範囲である数ⅠAⅡBの全てがこの1冊で演習できる

『文系の数学 実戦力向上編』では、数ⅠAⅡBの全ての単元の問題がまんべんなく扱われています。そのため、標準的な問題集が解けるようになった後、過去問演習へと進んでいくためのステップとして『文系の数学 実戦力向上編』を解いておくと、苦手な単元を見つけることが可能です。全ての例題を一通り解いた上で、不得意な分野が見つかった場合には、基礎的な参考書に立ち戻って復習しておくことをおすすめします。

特に、確率やベクトル、命題と集合等の範囲は苦手な人が多いため、重点的にチェックしておきましょう。数ⅠAⅡBの問題は、複数の分野の知識が必要な融合問題も出題されます。苦手な単元が残ってしまっていると、そうした問題が出題されたときに点が取れなくなってしまうため要注意です。

第一志望の大学の入試の過去問を見て、よく出題されている単元がある場合には、しっかり対策しておきましょう。

同じシリーズとして出ている、より易しめの参考書から解いていくのがおすすめ

MARCHや関関同立レベルの問題が演習できる『文系の数学 実戦力向上編』と同じシリーズで、より易しい内容の『文系の数学 重要事項完全習得編』という参考書があります。文系数学の学習を初めて、教科書レベルの例題が理解出来たら、まずは『文系の数学 重要事項完全習得編』に載っている問題が解けるかどうかをチェックしてみましょう。

こちらの参考書では、必ず解けるようにしておきたい基礎レベルから標準レベルの問題が演習できます。間違ってしまった問題は繰り返し復習して、確実解けるようにマスターしておいてください。その上で、さらに難しい問題を解いて応用力を身に付ける段階で、『文系の数学 実戦力向上編』に取り組むのがおすすめです。

なお、数学に苦手意識がある人や、『文系の数学 重要事項完全習得編』の内容が難しくてなかなか進められないという人は、より難易度の低い参考書から始めるようにしましょう。自分が無理なく理解できる所から順番に解き進めていくことが大切です。自分にとって難しすぎる問題集を解いても時間ばかり過ぎてしまい効率が悪くなってしまうため、レベルの見極めに注意してください。

『文系の数学 実戦力向上編』の後は過去問を繰り返し解いて対策をしよう

『文系の数学 実戦力向上編』に載っている問題が一通り解けるようになったら、MARCHや関関同立の過去問を解くための基礎力は十分です。あとは、実際に出題された過去問を通じて、傾向と対策を掴んでいくようにしましょう。MARCHや関関同立の文系数学では、大学によって出題傾向が異なります。

問題数や問題の特徴、良く出題される単元などが違うため、自分が志望する大学の過去問を繰り返し解いておくことが大切です。できるだけ過去の年度までさかのぼって、過去問を解いていってください。なお、過去問を解いた後は答え合わせをするだけで終わりにせず、間違ってしまった問題の分析や、さらに点数を上げるための対策について考えることが大切です。

また、一度解いたことのある年度の問題であっても、2回、3回と復習することで、より深く出題傾向を理解できます。第一志望の大学の過去問演習が終わって余力がある場合には、似たレベルの問題が出題される別の大学の過去問を解いて実戦演習をするのもおすすめです。

まとめ

今回は、MARCHや関関同立レベルの文系数学問題が演習できる参考書『文系の数学 実戦力向上編』についてご紹介しました。この参考書は、数ⅠAⅡBの問題がまんべんなく出題されていて、90の例題が演習できます。

文系数学の標準的な問題集を一通り解いた後、過去問演習へと移る前段階としておすすめの難易度です。まずは、教科書レベルの知識を身に付けた後、『文系の数学 重要事項完全習得編』などで基本的な問題を解けるようにした上で、『文系の数学 実戦力向上編』へとステップアップしていきましょう。

また、この参考書が終わったら、過去問演習に移る十分な実力が身についています。志望大学の傾向を把握できるよう、過去問を繰り返し演習していってください。

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